FSAE卒の社会人のひとり言

この記事は学生フォーミュラの現役学生、OB、審査員などの関係者によって12月9日から25日まで一日一記事づつリレーしていくアドベントカレンダーです。下記リンクからご覧ください。
前回の記事はむとさんの「老害になる人の心理と対策 ~あの老害をどう交わすか,自分が老害にならない為には~」でした。(下記リンク参照)
 12/16(月)は都心にキャンパスを構える色んな人から嫌われがちな真っ赤なチームにいたおかもの番です。
これまでの方々の記事が素晴らしいという声を聞いていますが、プレッシャーになるので敢えて内容は読まずに自分の感覚で書いていきます。これまでの方々ほどおもしろい話は書けないかもしれませんが、お時間ある方は呼んでいただいてコメントまでいただけるとけっこう喜びます!
タイトルは、、、
~FSAE卒の社会人のひとり言~
内容は下記4部構成でつづって生きたいと思います。よろしくです
1. はじめに 2. 社会人になって気づいたこと 3. 現役学生の方々へ

1. はじめに
※以降、文才がないので読みづらくて長ったらしい文章になってしまうと思います。
まずは簡単に自己紹介
・経歴:上〇大学(’12~’17年度)⇒某完成車メーカ就職
・趣味:愛車の86でドライブしたり、カメラ持って出掛け先で写真撮ったり。
先に書いておくと、在学時代は(一応)エアロとドライバーを担当していましたが、努力をめんどくさがるいわゆる「ポンコツ」です笑
正直いつ振り返ってみても表現しようがないほど学生フォーミュラに対する意識・姿勢は酷かったと思います(汗) 何が酷かったかと言うと、特にエアロリーダを任せていただいた時期の自分自身のやる気と責任感のなさ、そしてその負の空気を回りに伝播させてしまったことです。当時の部員だけでなく後世にも負の遺産を残してしまいすいませんでした。
だいぶ端折りますが、自分なりにこの時期のことを反省して、それまでほとんど勉強していなかった流体工学やCFDの理論的なこと、車両運動のことを多少勉強して、自分なりに先輩が残してくれた空力解析を咀嚼して少しだけでも進化させようと奮闘していました。また、当時の(日本の)空力は汚いことで指摘をいただいており金・時間・人数・設備等の面からリーズナブルな空力製作方法を考案(ほぼ某審査員の方のアドバイスをパクリ、ライトチューンしただけ)して、空力としてチームに貢献できたかなと思います。(この辺の話は書かないので興味ある方は個人的に連絡ください)
で、神奈川で生活をしたかったこと・TOEIC要件を満たしていたこと・学内の推薦枠が余っていたことから某社に就職することにしました。次の章では(学生フォーミュラを経験した)学生が卒業して社会人になってから気づいたことを書いていきます。

2. 社会人になって気づいたこと
色々ありますが、最近気づいたこと。
先日、1泊2日で長距離ベンツEクラスに乗る機会がありました。ADASの他にも便利機能が多数搭載されているのですが、、、便利機能を使いたいけど操作方法が複雑!ACCは事前に動画を見て予習していたので簡単に使いこなせましたが、ナビ操作やコンビスイッチ操作が普段乗る車と違いすぎて使いこなすのにかなり時間がかかりました。原因は必要な操作回数が多いこと、必要な操作をどのように行えばいいかが直感的にわからないことでした。
これがディーラ試乗だとしたら、、、恐らくお客様にはその便利機能の素晴らしさを理解してもらえなかったのではないかと思いました。
学生の頃はFSAEで車を早くするため、耐久性を確保するため等の理由から色んな技術を搭載したり考案したりすることを経験していると思います。ただ、技術者を仕事とするうえでは「技術を考えて生み出すこと」はあくまでツール。生み出した技術で商品価値を与えることで初めて技術者としての仕事が成り立ちます。つまり、お客様に理解してもらう、受け入れてもらえる技術を生み出すことが必要なわけです。考えてみればこんなこと当たり前なんですが、その当たり前に気づいて普段から意識できることが非常に大切なんだと思います。

3. 現役学生の方々へ
勿論上記はほんの一例に過ぎませんが、この他にも色々あります。
学生フォーミュラに取り組んでいる学生たちは本当に熱心で、おもしろいことを考えているなぁと勉強させてもらっています。が、恐らくこのようなことは中々考える機会はなかったのではないでしょうか。
学生フォーミュラで良い成績を残すとか速い車を作るためには必要ないかもしれませんが、将来技術者として仕事をしたい!と思っている方はちょっとでもいいので頭の片隅にでも留めておいてもらえるといいのかなと。

と、こんなことを学生の頃、ロクに努力もせず技術なんで考えていなかった人間のひとり言です笑


最後に、
本当はもっと色々書ける内容はあるんだろうけど、文章としてまとめられる気がしなくて断念しました笑 次の機会までに頭の中で整理しておこうと思います。
最後まで読んでいただいた皆様、有難う御座いました!!

さて次は、IODさんの「板金!手仕上げ!端面処理!(仮)」です!きっとこれまでの方々通り、素晴らしい投稿をしてくださると思いますので、ご期待ください!笑


勝手にハードル上げてすみません

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